1978年春

当時ではまだ珍しいヨーロッパ調のレンガ造りの建物と、先代の描いた油絵、ジャズ音楽、そして自家焙煎の珈琲でお客様に心安らぐ雰囲気を提供させていたけるよう努めてまいりました。

中でも珈琲には特別な情熱を注ぎ、壱枚乃絵が求めるおいしい珈琲を追求し、当時、自家焙煎といえば深煎りが主流の中、中煎りの珈琲にこだわりました。
生豆の仕入れ、焙煎、抽出という「一杯の珈琲」をたてる為の工程一つ一つを大事にして試行錯誤を繰り返した結果、「壱枚乃絵ブレンド」が完成しました。

ストレートコーヒーの特徴を生かした、まろやかでいて、いつまでも口の中に残る珈琲の甘味とコク。先代が作り上げた、この「壱枚乃絵ブレンド」を守り続けることで、数多くのお客様より多大な支持を頂いております。


1989年

もっと多くの方に「壱枚乃絵」の雰囲気と珈琲の味を味わってもらいたいという思いからたつの店をオープン。赤穂店とは違った自然の中での落ち着いた雰囲気を作り出しています。

さらにおいしい珈琲を追求するために、珈琲を抽出するうえでもっとも大事な要素のひとつである水にこだわり、それまでの水道水から、「湧き水」に変えることでさらに珈琲本来のコク・甘味を引き出すことに成功しました。


2002年

改装・増築を施し、落ち着いた雰囲気で珈琲を楽しめるオープンカフェも好評を頂いています。

現在も、これからも「味」「伝統」を守りつつ、さらに常にお客様に新しいものを提供していける様に努力してまいります。これからも「壱枚乃絵」にご期待ください。